ドカベン・香川伸行さん、携帯電話握りしめて亡くなっていた!「仕事ありませんか?」が最後の通話

 2014年に亡くなった元プロ野球選手・香川伸行さん(享年52)の妻・弘美さん(55)が15日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)にVTR出演。香川さんの最期が携帯電話を握りしめて絶命していたことを明かした。

 腎不全のため、人工透析を受けていた香川さんの突然の死。貯金はゼロ、生命保険もゼロだったため、残された弘美さんと5人の子供は困窮。長男は大学を中退し、二女、三女は不登校に。弘美さんも生活のため、中学教師を辞め、より収入の高い肉体労働生活になったという。

 さらに香川さんの寂しすぎる最期も明らかに。晩年の香川さんは現役時代110キロだった体重が138キロに。心配する家族に「なるようにしかならん」と言い放ち、07年には糖尿病の悪化から腎不全に。医師からは「余命1か月」を診断され、身体障害者1級となり一生、人工透析が必要な体になってしまった。

 それでも「ええんちゃうか」と食事制限もせず、子供の将来の心配もしない香川さんに弘美さんの怒りが爆発。「子供じゃないんだから、自分でやれることはやってよ」と言い放ってしまったという。

 そして、香川さんが亡くなった当日、仕事先の弘美さんに娘から「パパが動かない」という電話が。急いで自宅に戻った弘美さんが部屋に入ると、香川さんは長年の人工透析から来る急性心筋梗塞で、すでに息がなかったという。

 誰にも看取られない死を遂げた香川さんだが、握りしめていた携帯電話には「仕事はありませんか?」という営業先の電話番号が。香川さんが死の瞬間まで野球関係の仕事を求めて、電話をかけていたことが明らかにされた。弘美さんは「夫は『ええんちゃうか』と言いながら、必死で仕事を探していたんです」と涙ぐみながら一言。子供たちもそれぞれ前向きに再出発を図っていることを明かした。

(9/15(金) 20:04配信 スポーツ報知)

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「なるようにしかならん」「ええんちゃうか」は、貧乏人の常套句。

無計画、無責任な言動で、本人のみならず、家族全員が貧困に転落する。

放蕩癖にある御仁が、結婚し、子どもを産み育て、マイカーと夢のマイ

ホームを手に入れようとするものだから、破綻・破滅するんでしょ?

結局、本人はこの世になく、尻拭いの一切は奥様とその子ども達が

背負うことになる。貧困とは、無計画、無責任な言動を繰り返すひとりの

人間によって引き起こされるのである。少しは分をわきまえろと言いたい。