きわどい乗船

29番、国分寺

今回はちゃんと総門から入った。

駐車場が整備されている今の巡礼は、駐車場から三門を通らずに、

駐車場から境内に入る事が多く

前回は駐車場近くの仮門から入った。

100寺巡礼を見るようになってから、山門・総門がとても気になるようになった。

28番の寺も、やはり少し大回りをしたけど、山門から入った。

山門の両側に設置されている、仁王像は、それぞれの山門で表情がみんな違っている。

以前の放送で、その仁王像の筋肉の創作が、

まるでダビンチの創作にもひけを取らない

リアリティーに表現されていることを、五木寛之が語っていたので、

それぞれの像が凄く気になり出して、じっくり見ることにしている。

まだ残念ながら、ダビンチ風、仁王像はには遭遇できていない。

昨日もフェリーに乗る前に、1,2ヶ所、廻れたらいいな

そして、ホテルから一番近い竹林寺に寄ることにした。

現在、改装中で大工事が行われていて、

周りが物々しい塀で囲まれていたが、

境内に入ると、竹林寺そのままの風景が展開

以前の時は、鐘をついたかどうか忘れたけど、

昨日はN紀の月命日

梵鐘の下には、深い穴が掘られていて、

鐘の響きはず〜と、増幅されながら、響いていた。

五重塔も立派にそびえていたが、

昭和時代の再建で、あまり歴史的威厳さは感じられなかった。

竹林寺のみにして、フェリーに向かった。

第3希望まで考えていて、

第2希望の12:45発なら間に合うだろうと走り出したが、

ナビはどんどん到着時間を短縮しながら、

八幡浜港には、出航5分前に到着

既にすべての乗船は終了していたけど、

係りの人に尋ねると、駐車場には入らずに、

フェリー乗り場に直進するように指示

乗船前、係りのお兄さんが

発券所横に車を止めて、チケットを買うように指示

事務所奥の近道を誘導されて

すぐにチケット購入

必要事項を記入するにも、出航時刻がせまっているので、

受付のお姉さんが、窓口の向こうから、

車検証を見ながら、半分以上を記入してくれた。

かくして、出航1分前に入船

入選と同時に、出航の音楽が流れ、ハッチは絞められた。

ほんとにきわどい乗船だったけど

乗用車はたったの2台。

トラックも数台で、船庫はガラガラ

船室もガラガラで、

2等船室のワンフロアーを独り占め

土曜日なのに、極端に乗船客が少ないのは、

別府客ではなくて、臼杵着も関係していたのかもしれない。

たくさんの親切な人々のお陰で、

かろうじてセーフのきわどい乗船だった。

ハイ、お疲れ様

夕べは、温泉も独り占め

ホント、不思議な感じ

さて、朝風呂を入りに行こう。